BC047『リベラルアーツ 「遊び」を極めて賢者になる』
BC047『リベラルアーツ 「遊び」を極めて賢者になる』
リベラルアーツ 「遊び」を極めて賢者になる(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)
なんですが、個人的にはこの本はBC039「現代のインターネット環境と退屈の哲学」から繋がる「幸福論」の一つとして解釈した部分が多いです。
そんなことを考えながら読んでみて、もっとも自分の印象に残ったのが7章の「江戸に遊ぶ編」でした。
ここは、主に(著者が大変好きであろう)杉浦日向子さんという、漫画家、江戸風俗研究家の方の著書を参考にしたエピソードも多く、杉浦日向子さんの著書を読んでみよう、と思えるきっかけにもなりました。
本の内容自体は「一言で結論を言ったらいかんやつ」「考えるという過程が大事」というタイプのものなので、リベラルアーツってなんなん、という「答え」は簡単に得られるものではないんですが、本の中身自体も「古代ギリシア・古代ローマ」的な話から古代中国や、日本の江戸時代。歴史的なところだけでも様々な時代から学ぼう、という幅広いもので、こうやって「いろいろなことを学ぶ」ことを通じて考えることがリベラルアーツに繋がる行為なんだろうな、ということを考えることはできるようになりました。
リベラルアーツと遊び
どちらも定義できない
リベラル≒自由?
フリーダム(受動的?)のほうではなくリバティー(能動的?)の方
リベラル的な自由が日本に根づいていない?
自分から獲得する自由
アーツ=わざ
音楽
世界を理解するための音楽,論理的なもの
日本型教養主義
西洋
神→人間・自然
日本
自然→神→人間
死生観 生きて死ぬだけ
真面目な人の迷惑
戦争とか
タイ
おおらかさ
海外に行くことで日本を獲得できる
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